洗う? 洗わない?PARTⅡ

みなさま、ご無沙汰しました!
ち~ままです♪

さて、以前、このブログの中でマウスピースを洗うのか、
それとも洗わないのか、という話が出ていまましたが、
今回はそのPARTⅡってことで、続きを・・・。

そもそも、マウスピースにスワブを通すのか、通さないのかは
楽器屋さんや先生によって、いろいろな意見があります。

たとえば、こんな意見・・・。

マウスピースにスワブを通すと、すり減ることよる微妙な狂いが出るので通さないないほうが良い

この都市伝説、みなさんはどう思いますか?

実は某雑誌の特集で、プロ・アマによるクラ愛好家のみなさんに取った
アンケートが掲載されていました。
それによると、「マウスピースにスワブは通しますか?」の質問に対し、
こんな結果が出ていました。

〔プロ〕
スワブを通す・・・・・・31%
スワブを通さない・・・20%
その他・・・・・・・・・・・49%

〔アマチュア〕
スワブを通す・・・・・・47%
スワブを通さない・・・39%
その他・・・・・・・・・・・14%


これを見ると、アマチュア奏者はスワブを通す人が半数以上。
プロは結果として通さない人が多いとの結果でした。
ちなみにプロの方々が通さないと回答しているのは、
別の方法でお掃除をしているからなんだとか。

たとえば、こんな感じ。↓

・マウスピースの中に水を通してから綿棒で掃除
・ぬるま湯で洗ってから綿棒で掃除
・専用の布を中に通して掃除
・やわらかいガーゼを通して掃除
・入れ歯洗浄液に浸して掃除

なるほど・・・。
みなさんそれぞれ工夫をされているようですが、
お湯などでマウスピースに熱を加えると変色してしまうことがあるので、
この方法はアマチュアの我々には避けたほうが無難のようです!
どうやら、綿棒を使って掃除するのがいいみたいですね~♪

実は、某楽器メーカーによると、スワブによる磨耗で変形したり狂いが
出ることは、よほど長い期間(10年くらい)、一日何度も何度も(100回くらい)
スワブを使わなければおきないとのコト。
ちなみに、 まったくスワブを通さないってのは、 中に汚れや、カビが付着したり
するので衛生上よくないとのことですよ!

スワブを通す向きは特にどちらが効果が良いということはないようですが、
ワブが詰まった場合にはタル(バレル)側から入れているほうが
取りやすくなるとのことでした。

ところで、新しいマウスピースの内部は角がはっきりしていますが、
使い込んだマウスピースはだんだんそれが丸く削れてくるので
その磨耗を少しでも緩和させたい人には、スワブではなく、
コルクを濡らさないように気をつけながら、水で洗うという方法がいいようです。

最近はマウスピース用のスワブが発売されていますので、
こうした専用のスワブを使ってみるのもいいかも知れませんね。

<参考>
ヤマハ クリーニングスワブ S (マウスピース用)

以上、ち~ままでした!!